第20話 営業成果を強みに変える!。-結果が出た時にすべきこと-

日本の営業マンは謙虚です。謙虚すぎるといってもいいでしょう。

「いい仕事したね~。今回は何が決め手になった?」と上司から褒められれば

「いえいえ。大したことはしてません。」

「転職早々に新規先、取って貰ってありがとう」と滅多にオフィスに顔を出さない社長がわざわざデスクまで来ているのに

「いえいえ。ビギナーズラックです。」

人が何かの成果を得るためには必ず何かの行動が要因となっています。

日常業務を根気強く継続したからか、いつもとは違った手法を用いたか、そこには「いい仕事」を呼び込んだ要因がありますし、『可能性があるかどうか分からないけどとりあえず飛び込もう』と決断を下し、勇気を持ってドアノックしたことで新規顧客の懐へ入り込めたかもしれません。

大したことをしなくて契約が取れるほど世の中は甘くないですし、ビギナーズラックは何もせず待っているだけではこちらに訪れないことは、あなた自身が身を持ってご理解されていること。

「私は〇〇をしたから△△という結果を生み出した。」という認識(言語化)をすることで、その経験が自分の強みとして潜在意識にはっきりと刻みこまれます。

この作業を経ることなく、ただ運が良かっただけと受け流してしまっては、自分の成果や経験を今後に活かせるツールとすることはできないのです。

この作業に謙虚さは一切不要なだけでなく、あなたがせっかく獲得した強みのエッジを削ぎ落としてしまいます。

何もこのことは一線でしのぎを削る営業マンに限ったことではありません。

社会を引っ張るすべてのリーダーたちにも絶対に必要なことです。

「社長である私が〇〇をしたから業績改善に繋がった。」

「監督である私が〇〇という指導をしたので優勝旗を手繰り寄せた。」

「私が〇〇をしたので今回の選挙で当選出来た。」

など。

「私が〇〇をしたから△△という結果を得た。」

成果を出す度にこの作業を繰り返すことであなたの強みというツールが増え続けます。

そして会社の業績、チームの競争力は飛躍的にアップします。

さらにこの作業をより効果的にかつ一度ものにしたあなたのツールを錆びさせない方法があります。

正解は弊社コンサルティングにて。