第22話 オンライン営業セミナーのコツ 

「オンラインでのセールスセミナーが上手く出来ません。お客さんの顔も見えないし。どうすればいいんですか?」

見よう見まねでZoomを駆使し、何とかオンラインセミナーを始めたものの、なんとも言えない不安にかられ居ても立っても居られないご様子のN社長からのご相談。

コロナ禍の影響でオンラインセミナーが急速に浸透してきました。弊社にも対面でなされてきたセミナーを当分の間オンラインで行うとの連絡をたくさんいただきます。

オンラインセミナーのメリットデメリットは

■メリット

・わざわざ会場に出向くことなく

・移動の時間も省かれる

■デメリット

・リアルな世界が生み出す臨場感に欠ける

・顧客の反応が見えづらい

などが挙げられます。

しかし現在行われている営業系オンラインセミナーはこれらのメリットデメリットを考慮せず、いままで対面セミナーでなされてきたことをただオンラインで行っているだけと言わざるを得ません。

既存の販売資料をそのままPDF化して画面共有、説明ではいつも以上に「え~、」を連発。従来の対面セミナーのテレビ中継にしかすぎないのです。

臨場感に欠けた顧客に喋りつづけ、見ず知らずの新規顧客にカメラオンをお願いすることも遠慮し、大半の顧客はカメラをオフにしているためにそのリアクションすら分からない。

果たしてこれで本当にセミナーの効果が生み出されるのか?

しかし、オンラインセミナーには「画面」という最強のツールがあります。

会場での対面セミナーではあらかじめ資料を配ることが多く、多くの参加者が「スピーカーの話どこの吹く風よ」といわんばかりに資料に見入ってしまいます。

(ちなみに弊社セミナーでは参加者の注意を促すため説明資料は原則セミナー後に配布されます。)

オンラインセミナーの最大のメリットでは参加者の目の前の画面をあなただけのものにできるということ。

あなたの話ぶり、間、抑揚、すべてが最高のセールスプレゼンテーションを演出します。

あなたはまさしく舞台の主役です。

また、画面に投影される資料はあなたを彩る衣装なのです。

「文字が細かくてすみません。」

なぜその見にくい(醜い)資料を何の疑いも無くのうのうと使えるんですか?

資料の中の文章があなたに代わり「語り」始め、あなたの声はお客さんに届きませんよ。

対面で使っている販売資料をそのまま投影していいはずがありません。
オンラインという舞台にはオンライン用の衣装が必要なのです。

オンラインセールスセミナーは始まったばかりの黎明期。

貴社がオンラインの利点を最大限に活かすことで、多くの消費者へ誰よりも早く確実にアクセスできる大きなチャンスがそこにはあります。

オンラインでの効果的な話し方、参加者をくぎ付けにする投影資料の作り方、そしてセミナーの運営方法は弊社までお問い合せ下さい。