第7話 日本人がプレゼンテーション下手な理由

プレゼンテーションでの正解とは?

以下の問題を解いてください。

1) 2+5=□

2) 2+□=7

3) 2+□=□

4) □+□=□

1)は7、2)は5が入りますよね。これは簡単。

では3)の四角二つには何が入りますか?左の四角が3なら右の四角は5。左の四角が20なら右の四角は22。左の四角が10,000なら右の四角は10,002。そうです。四角にはどんな数字でも入ることが出来ます。

そして4)ではその正解数は無限大になります。

私たちが受けた日本の教育の多くは1)または2)。そこに正解は一つしかありません。その正解を見つけることに血眼になってきたわけです。 しかし実社会は3)もしくは4)の世界です。正解は数えきれないほど存在します。全てが正解なのです。

これはプレゼンテーションでも当てはまります。私たちは一つしかないと思い込んだ正解が日本人のプレゼンテーション下手に繫がっています。

繰り返し申し上げます。世の中、全てが正解なのです。テーマ(□)を自分で設定し、伝える。3+5=8でも350+25=375でも正解なのです。

まずこのことを理解して下さい。プレゼンテーション力アップはまずここから始まります。□にどのような数字を入れるか、すなわちどのようなことをどのように伝えるとより効果的に貴方の式が伝わるか?

正解は弊社コンサルティングで。