第15話 プレゼンテーションのゴール
あなたのするプレゼンテーションの目的(ゴール)は何ですか?
プレゼンテーションのゴールは必ず以下のどれか一つになります。
①聞き手に知識(情報)を与える
②聞き手に感動を与える
③聞き手を楽しませる
④聞き手に行動を促す
プレゼンテーションはこの4つのうちいずれかのゴールを必ず持っています。かしこまったプレゼンテーションの形式は取っていませんが、
メディアによるニュースや情報番組は①ですし、
演劇、落語、テレビドラマなどは②、③、
選挙管理委員会の「投票へ行きましょう。」は④がそれぞれのゴールです。
人が他人に何かを語りかけることをプレゼンテーションと定義すれば、そのゴールは①~④のいずれかに該当するということです。
あなたはプレゼンテーションをする際、自分のゴールが①~④のいずれであるか意識していますか?
これを意識せずしてあなたのプレゼンテーションは成功することはありません。明確なゴールを持たないままプレゼンテーションを始めるのは羅針盤を持たないまま、風に流され、波に揺らされ、どこへたどり着くか分からないまま大海へ船を漕ぎ出すのと同じです。
リーダー(弊社では社長、部長、監督、政治家などの社会的地位の有無に関係なく当事者意識が高い人をリーダーと定義しています。)がすべきプレゼンテーションに絶対必要なゴールは①~④のうちどれか?
答えは④聞き手に行動を促す、でなければなりません。①~③のゴールを含める含めないはリーダーであるあなたが決めること。極論すればリーダーであるあなたはその権威を盾に④の「〇〇して下さい。」というだけでもいいのです。
ただし、それだけでは不十分。あなたのプレゼンテーションがより効果的な成果をもたらすには①~③を織り込む必要があります。
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