第14話 たかが目線されど目線

あなたの人生で一番つらかった出来事を思い出して下さい。

その時どのような内的会話をしていますか?

いまあなたの目線はどこを向いていましたか?

下ですよね。目をつぶった方はわずかでも下に首を傾けたはず。疑い深い方は先程の質問をもう一度自分に投げかけて下さい。

野球の試合で打ち込まれたピッチャーがマウンドを後にし、ベンチに退く際のあの姿。首をうな垂れ、肩を落とし、背中が丸まっている。下を向きながら打たれたシーンを思い出していたり、あるいは「なぜあそこに投げてしまったのか?」と自責の内的会話をしているのです。

よくアスリートは試合中、下を向いてはいけないと言われます。なぜそうしていけないのかの理由はこの映像回想と内的会話なのです。過去にとらわれ、不要な不安を増長する下向き目線。

常に収益向上を目指す企業体に属する社長、営業部長、営業員がしてはいけないこと。

特に企業にとっての試合である営業面談の場においては禁物です。

ここまでのアドバイスはくだんのコンサルタントでも指摘できること。

弊社は違います。

弊社のアドバイスは自社社員のみならず営業相手である顧客の目線までリードしなくてはいけないということ。

そのために応接のソファーは何を選ぶべきか?配置はどうするか?調度品はどこに置くか?ポスターはどこに貼り、プレゼン資料はどの位置で顧客に提示するのか?

小さなひとつひとつのポイントが重なり、商談を円滑に進めることに繋がります。

当社コンサルでは、貴社収益向上に資する顧客の目線、改めてその重要性をお伝えしています。